残業多すぎ問題はコレで解決?先生の過労死ライン脱出のためのたった一つのコツを伝授!

― 働き方 ―

ciao!ゴリラ先生です。

今日は教員の定時退勤を目指した働き方の工夫について、お話しします。

教員の残業時間の多さや支給されない残業代など、労働環境についての話題やニュースが絶えない昨今、働き方に悩まれている先生方も多いのではないでしょうか。

授業準備やテスト・ノート等の丸付け、校務分掌に保護者対応など、教員の仕事は子どもが下校してからも山積みです。

私自身、初任者のときや2年目くらいまでは、毎日22時頃まで当たり前のように残業し、月の総残業時間が100時間を超えたり、過労死ラインを大きく上回ることがほとんどでした。

ちなみに過労死ラインとは、日本において健康リスクが高まるとされる時間外労働をさす言葉で、一般には残業時間が80時間以上と言われています。一日に換算すると、4時間以上の残業、12時間以上の労働という計算になります。

月80時間以上、もしくはそれに近い残業時間を続けている先生は珍しくありません。

そこで今日は、「月100時間以上の残業を続けていた私が、コレを意識するだけで月10時間未満の残業時間で退勤できるようになった、たった一つのコツ」をお伝えしようと思います。

少しでも残業を減らしたい方働き方を見直したい方家族との時間や自由な時間を増やしたい方は必見となっております。

ぜひ、最後まで見ていってください!

〈ゴリラ先生ってどんな人?〉

  • 教員採用試験現役合格(大阪府・愛知県) 小学校教員歴7年間
  • 教育、ビジネス、自己啓発などを中心に100冊以上の書籍を購読
  • 学級担任に加え、体育主任や道徳教育推進教師など、複数の校務分掌を掛け持ち
  • 1.2年目まで毎月過労死ラインを超える残業時間の中、働き方を模索
  • 3年目以降働き方を一変し、大幅な残業時間の削減(月平均残業時間20時間程度)
  • 今年度、一ヵ月の総残業時間10時間未満を継続中(4月のみ15時間)

スピードよりタイミング

パンジー
パンジー

学校の先生は残業時間がすごいって聞くけど、ゴリラ先生は毎日定時で帰っているよね。

それでちゃんと仕事ができているの?

ゴリラ先生
ゴリラ先生

もちろんだよ!

学級担任をしながら、体育主任などの複数の校務分掌もきっちりやっているよ!

働き方のコツさえつかめば、実は誰だって定時退勤が当たり前にできるんだよ!

パンジー
パンジー

働き方のコツか。

ゴリラ先生は器用だし、なんでも早くできるからいいけど、ゆっくりな人だっているでしょう。

”誰だって”は言いすぎじゃないかな。

ゴリラ先生
ゴリラ先生

私は、器用でもないし仕事のスピードが早いわけでもないよ。

大事なのは、スピードの早さではなくて、タイミング!

今日は、具体的な方法を紹介していくよ。

私は、よく職場の同僚に

「仕事が早いね。」

「どうしたらそんなに早く仕事ができるの?」

と言われます。

しかし、私は残念ながら自分が仕事が早いとは微塵も思いません。

むしろ不器用な方だと思っています。

では、そんな私がなぜ同僚の誰よりも早く退勤することができているのでしょうか。

それは、早くするポイントを”スピード”ではなく”タイミング”に変えたからです。

では、具体的に何をしてきたのかについて、3つに絞ってお話します。

紙資料は秒で捨てろ

教育界にも少しずつデジタル化が進んできました。

そこで、圧倒的に不必要になったのが紙媒体の資料です。

「紙媒体を捨てることと仕事が早くなることが、どう関係があるの?」

と疑問に思う人もいらっしゃると思います。

その答えは単純です。

紙を捨てることで、物が減ります。

先ほども申し上げた通り、目をつけるポイントは、”タイミング”です。

物が減ると、机上を整理したり物を探したりする作業の時間がいらなくなります。

ですから、「これをやるぞ!」というタイミングで、作業を始めることができるようになります。

タイミングよく仕事に取り組めるようにするためには、まずは身の回りの物を徹底的に減らしましょう。

ゴリラ先生
ゴリラ先生

もし、いきなり捨てることに抵抗がある人は

念のため写真に撮っておきましょう!

これで解決!

スキマの5分を侮るな

「たかが5分。」

そんな短い時間では、仕事に取り掛かっても中途半端になる…とお考えではないでしょうか。

実は、その”中途半端”が大切なのです。

「ツァイガルニク効果」をご存じでしょうか。

ツァイガルニク効果とは、

人は達成できなかった事柄や中断している事柄のほうを、達成できた事柄よりもよく覚えている

という現象のことです。

つまり、中途半端で終わった仕事は、それが気になり、達成したいという欲が生まれるのです。

すると、次にその仕事に手を付ける際に、始まりがとてもスムーズになります。

学校の先生はまじめな人が多く、「全部完璧にしたい!」「やりだしたら最後までやり遂げたい!」と考えてしまいがちです。

その結果、仕事に手を付けるタイミングが遅くなり、その積み重ねが多大なる残業時間に表れてしまっています。

「ツァイガルニク効果」という心理的効果を有効的に使って、効率よく仕事に取り掛かりましょう。

たかが5分」→「されど5分」

ゴリラ先生
ゴリラ先生

意外と、やってみたら5分で終えた!

なんていう仕事も少なくないよ。

まずは、少しだけ手を付けてみよう!

面倒な仕事は今すぐやれ!

あなたが面倒に感じる仕事はなんですか。

宿題やテストの丸付け?

ノートや提出物のチェック?

会議資料の作成や自己申告票?

先生の仕事には、面倒な仕事や書類がたくさんありますよね。

そこで、私がおすすめするのは、面倒なことこそ、今すぐ終わらせることです。

「面倒だな。」「嫌だな。」と思って先延ばしにしたり、目を背けて違う仕事に取り組んだりしても、結局その仕事をしなければいけないタイミングがやってきます。

また、そんな仕事が残っていることは、いつも頭の片隅にずっとあって、他の仕事の進行にも影響が出てきます。

ですので、そんな仕事は今すぐ取り組んで、今すぐ終わらせましょう。

まさに、タイミングです。

ちなみに私はテストの丸付けと自己申告票の作成が特に嫌いです。

だからこそ、「テストは当日中に返却する!」「自己申告票は即日作成・即日提出」を徹底しています。嫌な事こそ、今すぐに終わらしましょう!

特に、自己申告票のように提出期限が定められているものの場合、即日作成・即日提出は管理職からの印象もとても良くなります。

提出した際に、

「早いねー!」「さすがだね!」

と言われると、それもまたモチベーションになりますよ!

まとめ

今日は、少し意識するだけで残業時間がグッと少なくなる働き方についてお話ししてきました。

「これも私の仕事?」、「あれも私の仕事?」と、日々めまいがするくらい忙しく働いているあなた。

働き方を少し見直してみませんか。

大切なのは、スピードよりタイミングです。

  1. 紙媒体の資料を秒で捨て、
  2. たかが5分を甘く見ず、
  3. 面倒なことは今すぐやる。

たったそれだけで、あなたの働き方は、ずいぶん好転することでしょう。

まずは、できることから取り組んでみませんか。

終わりに

私は現在、教員の方向けにキャリアコーチングをしています。

日々、多忙を極める働き方や仕事に対する考え方、めざすキャリアについて一緒に考えませんか。

あなたの人生が、より豊かなものとなるよう全力で応援・サポートさせていただきたく思います。

一人で悩まず、お気軽にご相談ください。

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