ciao!ゴリラ先生です。
今日は教員がiPadを使うことの働き方メリットについて、お話しします。
毎日の授業、生徒(生活)指導、保護者対応に加え、校務分掌や大量の資料、職員会議の提案など、教員の仕事は日々多忙を極めます。
「教師は授業で勝負だ!」
と言いますが、
「これでいつ教材研究をしろって言うんだ!」
というのが本音ですよね。
しかし、そんな時間の悩みや日々の労働環境は、iPad1台で解決できるかもしれません。
学校現場は時代の流れには疎く、未だにアナログな作業がたくさんあります。
そんな環境だからこそ、デジタル機器を扱うことに抵抗感を示したり、毛嫌いしたりする人も多いと思います。
しかし、今は令和の時代です。
学校現場とはいえ、時代に合った働き方をするのが吉だと思います。
そこで今日は、「月100時間以上の残業を続けていた私が、iPadを使うようになってから残業時間が劇的に減り、ストレスフリーかつ生産性爆上がりになった方法」をお伝えしようと思います。
iPadをまだ持っていない方や持っているけど使い方がいまいちわからない方、また、働き方を見直したい方は必見となっております。
ぜひ、最後まで見ていってください!
〈ゴリラ先生ってどんな人?〉
- 教員採用試験現役合格(大阪府・愛知県) 小学校教員歴7年間
- 教育、ビジネス、自己啓発などを中心に100冊以上の書籍を購読
- 学級担任に加え、体育主任や道徳教育推進教師など、複数の校務分掌を掛け持ち
- 1.2年目まで毎月過労死ラインを超える残業時間の中、働き方を模索
- 3年目以降働き方を一変し、大幅な残業時間の削減(月平均残業時間20時間程度)
- 今年度、一ヵ月の総残業時間10時間未満を継続中(4月のみ15時間)
iPadが無くしたもの&与えたもの
iPadを使うだけで、働き方改革になるってホント?
もちろん本当だよ。
私も数年前までは使っていなかったけど、当時の先輩に勧められて半信半疑で買ったんだ!
すると1週間で効果を実感!もう今となっては、iPadなしで仕事をしていた頃には戻れないよ。
iPadを使うことで、圧倒的に減ったのは次の2点です。
- 荷物(教科書やノート、授業で使う資料)
- 紙媒体の書類
どちらも「GoodNotes」というアプリをインストールし、PDF化することで解決しました。
以前までは「Note2」という無料のアプリを使用していましたが、多くの方が「GoodNotes」を使っているようなので、私も試してみることにしました。
「GoodNotes」はインストールするのに1000円かかりますが、それ以降は使い放題です。
費用対効果は抜群だと思います。
無料にこだわる人は「Note2」を使用されるといいと思いますが、利便性を追求したい人や積極的に授業でも活用していきたい人は「GoodNotes」をおすすめします。
次に、iPadを使うことで、圧倒的に増えたのは次の2点です。
- 時間(行事予定等の書き写し、資料を探す時間)
- 机のスペース
先述した「GoodNotes」でのPDF化をすることで、行事予定を週案に書き写したり、職員会議資料や行事の実施要項などを探す手間と時間が圧倒的になくなり、その分の時間が浮きます。
日々多忙を極める教師の仕事の働き方改革は、こういう「ほんの数秒」がとても重要になります。
また、紙を探すのって結構なストレスになりませんか。
私の場合、机の上に置かれた紙媒体の資料はPDF化して10秒以内にはごみ箱行きです。
だから、
「あれはどこだ…。確かこの辺に置いたはず…。」
といったことはなくなりました。
また、PDF化することで、圧倒的にものが減ります。
いざiPadを使うようになると、机の上がすっきりします。
あなたの職場にも、机の上が教科書や紙で山積みになっていて、いつ雪崩がおきるかとハラハラする人はいませんか。
これは私の独断と偏見ですが、机の上が汚い人は、仕事ができない人が多いです。
反対に、仕事ができる人は、机の上がいつも整理されています。
ということは、机の上がものであふれているだけで「仕事ができない人」と思われるかもしれません。
私は、机の上はもちろん何も置いていませんし、引き出しまでほとんど空っぽです。
物がなくなることで、時間が増え、ストレスフリーになります。
iPad活用術4選
さっき話したことをそれぞれもう少し詳しく説明していくよ。
また、授業での活用法なんかも話していくよ!
職員会議資料&行事予定表の管理
職員会議資料やその他紙媒体での資料は、すべてPDF化します。
そしてその手で紙は捨てましょう。
紙のまま管理するには、クリアファイルやバインダー等が必要になります。
また、「職員会議」「〇〇部会」などとジャンル分けをしてわかりやすく管理しようとすればするほど、物が多くなります。
iPadでPDF化しておけば、管理するために必要なものは何もありません。
また、applepencilもあれば、PDF化した資料に書き込みももちろんできます。
物が減るだけで、時間が増え、ストレスが減り、仕事の生産性は上がります。
まさに一石三鳥です!
教科書のPDF化で荷物激減
PDF化できるのは、職員会議資料や行事予定などだけではありません。
各種教科書や資料集もiPad一台で管理できます。
特に小学校の先生であれば、一人で受け持つ教科が多く、その分教科書や資料集なども増えます。
それを毎日教室から職員室へ、時には家に持ち帰り…これはかなりの負担です。
iPadに入れておくことで、持ち運びも楽々です。
日々多忙を極める教師の仕事。こういった小さな負担を少しずつ無くしていくだけでも大きな効果をもたらします。
教材研究・ノート案作成もこれ一台
教科書や資料集をPDF化したのなら、教材研究もiPad一台で完結します。
教科書にラインを引いたり、注釈を入れたり、自分なりの参考資料集が自由に作れます。
「GoodNotes」は、もちろんフリーで書き込みページも作れるので、それを使ってノート案や板書計画なども作成することができます。
授業で使うワークシートの作成もできます。
AppleTV使用で画面投影して授業で大活躍
授業で使うなら、appleTVを使うことをおすすめします。
自分のiPadの画面を、教室のテレビやプロジェクターにミラーリングすることができます。
画面投影をすることで、視覚的にアプローチしたり、焦点化したりすることができます。
現代の子どもたちは、視覚的支援を要する子が非常に多いので、たったそれだけでUDを取り入れた授業になります。
まとめ
今日は、教員がiPadを持つことで得られる働き方メリットについてお話ししてきました。
日々多忙を極める教師という仕事を続けていくにあたって、働き方改革は必須です。
iPadを持つだけで解決できる悩みや確保される時間があるのなら、それは費用対効果抜群だと思います。
まだiPadを持っていない方、持っているけどいまいち使えていない方は、この記事を参考に働き方を見直してみませんか。
「ところで一体何から取り組めば…」という人は、まずはGoodNotesをインストールしましょう!
そこからすべてが変わり始めます!
終わりに
私は現在、教員の方向けにキャリアコーチングをしています。
日々、多忙を極める働き方や仕事に対する考え方、めざすキャリアについて一緒に考えませんか。
あなたの人生が、より豊かなものとなるよう全力で応援・サポートさせていただきたく思います。
一人で悩まず、お気軽にご相談ください。
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