あなたの貯金下手を解消?誰も教えてくれなかった再現性の高いお金の貯め方

― 小ネタ ―

ciao!ゴリラ先生です。

今日は、みんなが気になるお金の話をしていきます。

「貯金はどれくらいできるのだろう。」

「老後のお金が心配だ。」

と、お金については不安な人も多いかと思います。

それもそのはずです。

親も、家族も、友達も、誰もこれまでお金について教えてくれなかったからです。

今日は私が、お金の貯め方について丁寧にお話していきます。

教員は他の企業と比べても決して給料が多いわけではありません。

その上、副業をすることは法律で禁止されている(一部を除く)ため、給料とは別の収入源を作ることが非常に難しいのが現実です。

だからこそ、自分でしっかりと管理をしなければいけません。

そこで今日は、再現性の高いお金の貯め方を紹介していこうと思います。

お金持ちになりたい!」「老後のためにも今からお金について考えたい!」「正しいお金についての知識を学びたい!」という人は、ぜひ最後まで見ていってください。

〈ゴリラ先生ってどんな人?〉

  • 教員採用試験現役合格(大阪府・愛知県) 小学校教員歴7年間
  • 2020年より資産形成に興味を持ち、お金に関する書籍を累計50冊以上購読
  • 勤務校にて授業で金融教育・金融情報を小出しに取り入れ、児童・保護者から感謝の声多数
  • 楽天証券にて資産運用(つみたてNISA、インデックス運用)歴約2年(2022年09月現在)
  • 2022年09月、FP3級試験受験(自己採点の結果合格確定)

お金の貯め方

パンジー
パンジー

お金を貯めたいんだけど、全然貯金ができないんだ。

ゴリラ先生、お金の貯め方について教えてください!

ゴリラ先生
ゴリラ先生

なんだかお金の話ってあまりしてはいけない風潮があるよね。

だから誰からも教わらないし、お金についての不安や悩みがあるのは当然だよね。

今日は、正しいお金の貯め方について教えるよ。

①固定費の見直し、②先取り貯金、③やめるべきこと、④やるべきこと

の順に話していくから、よく聞くんだよ!

ここでは、お金の貯め方、目標金額の目安、気をつけるべき点などについてお話しします。

蓄財する上で大切なのは、「生活の満足度を下げない」ことです。

我慢する生活は、長くは続きません。

欲望に優先順位をつけ、生活の満足度を下げない暮らしをしながら、着実に蓄財を増やしていきましょう。

どれも再現性の高いものですので、これから紹介することを一つ一つ実践するだけで、一定の効果は得られることでしょう。

固定費の見直し

ゴリラ先生
ゴリラ先生

お金を貯める秘訣は、大きな支出のカット

出ていくお金を減らすことが蓄財の第一歩だよ!

「節約」と聞くと、

「あっちのスーパーの方が10円安いから…。」

「電気はこまめに消して…。」

などが頭に浮かぶ人が多いと思います。

もちろんそういったこまめな節約術も大切です。

しかし、優先すべきは、大きな支出を見直すことです。

バケツに大きい穴と小さい穴が開いていたら、まずは大きい穴から塞ぎますよね。

では、具体的に大きな穴(固定費)には、何があるのでしょうか。

1,家賃の見直し

家にかかるお金は、人生で最も大きな支出です。

まずは、ここを見直してみましょう。

今住んでいる家は、本当にあなたが資産形成をしていく上で最適な家賃でしょうか。

本当に今の広さ、立地、間取りは必要でしょうか。

もちろん広ければ広い方が良いだろうし、駅に近ければ近い方がいいと思います。

しかし、その代償に見合う価格差なのかは見直す必要があるでしょう。

どうしても今の間取りや条件が必要という方も、家賃については周辺の物件を調べる価値は十分にあります。

不動産というのは、価格競争の激しい世界です。

同じ間取りの同じような条件の部屋でも、家賃が数千円安い物件があることも珍しくありません。

また、居住年数や周辺の物件、その他さまざまな条件をもとに正しく交渉すれば、家賃を引き下げてくれる不動産オーナーも多くいます。

月5千円の家賃が下がれば、年間では6万円の支出カットになります。

一度検討されてみてはいかがでしょうか。

2,車と自動車保険の見直し

まず、そもそも車は本当に必要なのかを検討する必要があります。

ガソリン代、駐車場代、自動車保険、税金など、車体価格とは別でとてつもない費用がかかります。

公共交通機関の利用やカーシェアリングサービスの利用など、車を持たずとも十分な暮らしができるのではないでしょうか。

もちろん住む地域などによっては、車が必要な方もいらっしゃると思います。

しかし、まずは、「本当に必要か?」と自分に問いかけてみましょう。

また、車が必要な方も、新車で購入する必要はありません。

中古車でも軽自動車でも車としての性能は変わりません。

2倍、3倍の価格帯の車を買っても、性能は2倍、3倍にはなりません。

欲望に優先順位をつけて、見直してみましょう。

そしてもちろん自動車保険も見直しの対象です。

カーディーラーや代理店の勧められるまま保険に加入していませんか。

ネットや電話で申し込める「ダイレクト型」と呼ばれる保険の方が、補償内容が同じでも安価なものが比較的多いです。

また、基本的に「対人・対物」以外の保証は必要ありません。

車両保険やレッカー代、代車費用など、必要性の低いものも契約に含まれている場合があります。

これら自動車保険を見直すだけでも年間数万円の単位の削減になります。

ぜひ、ご検討ください。

3,通信費の見直し

特に理由もなく、au、ドコモ、ソフトバンクの三大キャリアのスマホを利用していませんか。

もし明確な理由があるのならそのままで構いませんが、特にこだわりがないのなら、格安スマホに変更しましょう。

今、特にSNS界隈では、格安スマホの最適解はpovoとmineoの組み合わせと言われていますが、そこまでする必要はありません。

auを使っている人ならUQmobile、ドコモならahamo、ソフトバンクならY!mobileなど、同回線が使用できる格安キャリアプランに変更するだけで十分です。

実際私も、以前auを使っていて月1万円前後支払っていた通信費が、2000円弱になりました。

私は外でも使うことが多いのでこの価格帯ですが、Wi-Fi環境以外での使用がない、少ない方なら月々1000円未満ということも珍しくありません。

使用感はまったく変わりません。

懸念していた電波関係の問題も、私は不満を感じたことがありません。

同じ使用感・満足度で低価格。

これほど支出カットに適したものは他にないと思っています。

格安simに変更することで、月々7000~8000円年間10万円近くの支出を抑えることができます。

4,保険の見直し

現役先生の方は、勤務校に生命保険会社の方が来られて保険営業を受けたことが一度はあるのではないでしょうか

まずは、保険とは何かについての認識をはっきりしておきましょう。

保険とは、確率・損失に備えるものです。

つまり、滅多に起こることはないけど、もし起きてしまった際には生活の存続に関わるほどの費用・被害のあるものにのみ、保険をかけるべきなのです。

具体的には3点です。

火災保険、②自動車の対人・対物保険、③掛け捨て生命保険養う家族がいる方のみ

特に気をつけなければいけないのは、生命保険です。

保険営業マンは、いかにもそれらしい理由をつけて「貯蓄型」や「外貨建て終身保険」を積極的に勧めてきます。

「保険をかけながら貯蓄もできるなんて便利!」

と盲信しないようにしましょう。

貯蓄は貯蓄、保険は保険です。

これらは目的の違うものであり、一緒にすべきものではありません。

中には「節税効果がある」と言う保険営業マンもいますが、これももっての外です。

掛け捨ての生命保険であれば、掛け金5000円未満でも十分な補償がついているものがたくさんあります。

あなたの契約している、これから契約しようとしている生命保険はどうでしょうか。

ぜひ、見直しをおすすめします。

また、万一の病や手術等に備えて、医療保険を契約されている方もおられると思いますが、これも基本的には必要ありません。

日本は公的保険(社会保険)が非常に充実しています。

健康保険証を提示するだけで医療費は3割負担のみ。

仮に手術などの大きな費用がかかるものについても、高額医療費制度というものを申請すれば、上限を超えた金額は払い戻され、我々が実質負担する金額はせいぜい数万円程度です。

誰も教えてはくれませんが、日本には素晴らしい制度が沢山あります。

もし、民間の医療保険に加入されている場合は、解約を検討されてはいかがでしょうか。

他にも、サブスクの解約や水筒の持参、脱コンビニなど、見直すべきところはまだまだたくさんありますが、今回は特に大きな支出となる4つを紹介しました。

この4つを見直すだけでも、年間数十万円の削減になります。

どれも生活の満足度に大きな変化のないものばかりです。

ぜひ、実践してみてください。

先取り貯金

支出の見直しはもう済んだね?

これからは「お金の貯め方」について話していくよ。

パンジー
パンジー

貯金が大切なのはわかっているけど、ぜんぜん貯まらないんだ。ついつい使っちゃって…。

ゴリラ先生の言うとおりにすれば、こんな僕でも本当に貯金できるのかな。

ゴリラ先生
ゴリラ先生

もしかして、君のやっている貯金って「残ったお金」なんじゃない?

多くの人が、間違った順番で貯金をしているから失敗するんだ。

パンジー
パンジー

え…。間違った順番…?

ゴリラ先生
ゴリラ先生

やっぱりそうだったみたいだね!

貯金は残ったお金でするんじゃなくて、先取りするんだ!

貯金の方法はただ一つ。

先取り貯金です。

多くの人がする失敗例が、

生活費や必要経費、娯楽費などを使った後に、残りのお金を貯金する

または

毎月〇万円ずつ貯金しよう!」と金額を決める

といった方法です。

私がおすすめする貯金法は、名付けて「先取り定率貯金」です。

読んで字の通り、「先取り」で「一定の割合」貯金するのです。

私がこの方法をおすすめする理由は2つあります。

理由その1「言い訳を作らない」

残った金額を貯金するようになると、

「今月は飲み会が多かったから仕方ない。」

「〇〇の誕生日があったから仕方ない。」

と、なにかにつけて「仕方ない」という言葉で正当化してしまいます。

そして次にする行動が

先月は貯金できなかったから、今月はいつもより多く貯金をしよう!

です。

その結果、極端に切り詰めた生活になり、ストレスが溜まります。

お金を貯める上で一番の障壁となるのは、ストレスです。

ストレスがたまる貯金の仕方は、長続きしません。

ストレッサーを極限まで減らす仕組みを作るのが貯金の秘訣と言えるでしょう。

理由その2「収入の範囲内で生活する」

無理なく貯金をしていくためには、自由に使える範囲を自分で設定する必要があります。

その範囲を、金額ではなく割合で決めることで、無理なく生活できるようになります。

なぜなら、収入が増えようが減ろうが(教員は著しく収入が減るということは滅多にないと思いますが。)自由に使える金額と貯蓄に回る金額の割合が一定だからです。

だから、収入が増えれば使える額も増えるし、収入が減れば使える額も減るので、シンプルなのです。

私のおすすめする貯蓄率は10%です。

仮に手取り金額が20万円だとすると、2万円は貯金、18万円は生活費。

25万円なら、2万5千円が貯金、22万5千円が生活費

30万円なら、3万円が貯金、27万円が生活費となります。

9割を自由に使えるお金に充てると、見ての通り余裕を持った生活ができます。

この「余裕を持った生活ができる」ことが、蓄財レースでは大切なのです。

もっと頑張れる人、早くお金を貯めたい人は15%にしても良いでしょう。

20%は最終目標!鉄人レベルとだと思います。

それ以上はあまりおすすめしません。

もし20%以上貯蓄に充てられるという人は、25%、30%と貯蓄率を上げるのではなく、生活費の中のあまり分を別口座に残しておくほうが賢明かと思います。

なぜなら、貯蓄率はこまめに上げ下げするものではないので、仮に30%にして「やっぱりもっと自由なお金が欲しいから来月からは少し減らそう。」という状況を作らないためです。

蓄財レースは長距離走です。

無理をして貯金をするのは、ストレスを感じたり、生活の満足度が下がったりするのでおすすめしません。

毎月定率貯金で、無理せずコツコツ貯めるのが良いでしょう。

ちなみに、貯蓄の目標金額は生活費(娯楽費等を除く最低必要経費)の6か月~1年分です。

それ以上の貯蓄分は、「増やす編」を参考にしてください。

やめるべきこと

ゴリラ先生
ゴリラ先生

何気ない習慣には要注意!

余裕があるなら一つ一つ見直そう!

ここでは、貯金をする過程においてやめるべきことについて箇条書きで書いていきます。

  • コンビ二の利用→コンビニの食材、日用品は超高級。
  • 自動販売機での飲み物購入→飲み物は家から持っていく。
  • 時間外のATM利用→手数料がもったいない。ご利用は計画的に。
  • 行きたくない飲み会への参加→時間もお金ももったいない。
  • 自分へのご褒美→欲望に優先順位をつけよう。
  • ジム通い→お金をかけなくても運動はできる。エレベーターやエスカレーターではなく会談にするだけで効果絶大。
  • ウインドーショッピング→ネットショップも含む。無駄な買い物を防ぐ。

やるべきこと

ゴリラ先生
ゴリラ先生

ちょっとした工夫で実は大きく変わるんだよ!

できることからやっていこう!

ここでは、貯金をする過程においてやるべきことについて箇条書きで書いていきます。

  • ふるさと納税→納税額で返礼品ゲット!日頃の贅沢に!日用品節約に!
  • 積極的にクレジットカードを活用→ポイントが貯まり、お得。
  • スマホ決済→ポイントが貯まり、お得。貯まったポイントをスマホの支払いに充てることもできる。
  • クーポンの利用→ご存じビル・ゲイツ(Google創業者で世界長者番付4位、個人資産15兆円越え)でさえも、クーポンを使うそうです。数十円でも安くなるなら使うべき!
  • リセールバリューを意識→リセールバリューとは、一度購入したものを売る際の再販価格。不用品はメルカリ等で売ろう。
  • 徒歩移動→健康的かつお金がかからない。無理のない範囲で徒歩移動を心掛けよう。
  • 水筒持参→飲み物にお金をかけない。毎日ペットボトル飲料代100円が浮き、月3000円!

まとめ

今日は、お金の貯め方についてお話してきました。

手順はたったの2つ。

1,固定費の見直しをして大きな支出を削減する

具体的には、

  1. 家賃の見直し
  2. 車と自動車保険の見直し
  3. 通信費の見直し
  4. 保険の見直し

の4点です。

お金を貯めるには、まずは大きな支出を見直すところから始まります。

小さな支出を細かく削っていくよりも、まずは毎月の固定費から削れるところはないかに目を付けましょう。

そして次の手順が

2,先取り貯金

収入の10%~20%をあらかじめ貯金し、残った90%~80%を生活費や娯楽費などに充てるというシンプルな方法です。

初めにも言いましたが、

蓄財する上で大切なのは、「生活の満足度を下げない」ことです。

我慢する生活は、長くは続きません。

欲望に優先順位をつけ、生活の満足度を下げない暮らしをしながら、着実に蓄財を増やしていきましょう。

まずは生活費の6か月~1年分の貯金を貯めて、それ以上は株式投資で資産運用をします。

次の記事では、「増やす編」についてお話します。

詳しくは「増やす編」をご覧ください。

終わりに

私は現在、教員の方向けにキャリアコーチングをしています。

私は、キャリアとは、仕事の経歴や将来だけでなく人生そのものと捉えています。

その人生を豊かなものにするためには、お金は必須です。

あなたの人生が、より豊かなものとなるよう全力で応援・サポートさせていただきたく思います。

一人で悩まず、お気軽にご相談ください。

コメント

  1. " より:

    ビル・ゲイツ(Google創業者?

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